
近視抑制治療は基本的に「自由診療」
子どもの近視の進行抑制を目的とした治療 (低濃度アトロピン点眼・オルソケラトロジー・近視抑制眼鏡・ 近視抑制コンタクトなど)は、現在の日本では多くが自由診療(保険適用外)として行われています。 これは、これらの治療が「近視の進行を抑える」ことを目的とした 比較的新しい医療で、公的医療保険の対象として整備が進む途中にあるためです。 そのため、費用は全額自己負担となり、金額は医療機関ごとに 設定されます。
費用の目安(あくまで概算)
| 方法 | 費用の考え方 |
|---|---|
| 低濃度アトロピン点眼 | 点眼薬代+診察料が毎月。比較的取り入れやすい |
| オルソケラトロジー | 初期のレンズ・検査費がまとまってかかり、以降は定期管理料 |
| 近視抑制眼鏡(DIMS/Stellest) | レンズ+フレーム代。成長に応じた作り替えも考慮 |
| 近視抑制コンタクト | レンズ代(継続購入)+検査・管理料 |
※ 具体的な金額は医療機関によって大きく異なります。受診前に費用を確認することをおすすめします。
費用を考えるときのポイント
- 近視抑制治療は数年単位で続けることが前提です。 初期費用だけでなく、毎月・毎年の継続費用も あわせて確認しましょう。
- 定期検査(視力・眼軸長など)の 費用が別途かかる場合があります。
- 医療費控除など、家庭の状況によって使える制度もあります。 詳しくは医療機関や自治体にご確認ください。
- 「高い方法ほど効果が高い」とは限りません。続けやすさも含めて、治療の選び方を参考に検討しましょう。
費用と効果のバランスは家庭ごとに異なります。お子さまの進行の目安は予測ツールで試算し、具体的な費用は受診先で ご相談ください。
参考文献
- 日本眼科学会 近視管理用眼鏡(多分割レンズ)ガイドライン(第1版) 日本眼科学会雑誌. 2025;129(8):855. [リンク]