子どもの近視ナビ

近視抑制治療の費用と保険

「保険はきく?」「いくらかかる?」という費用の疑問を整理します。金額は施設で異なるため、考え方の目安としてご覧ください。

最終更新: 2026年6月

近視抑制治療の費用を考えるための模式図。眼鏡、点眼、コンタクト、定期検査、カレンダー、請求書を並べ、継続費用を確認するイメージを示している。

近視抑制治療は基本的に「自由診療」

子どもの近視の進行抑制を目的とした治療 (低濃度アトロピン点眼・オルソケラトロジー・近視抑制眼鏡・ 近視抑制コンタクトなど)は、現在の日本では多くが自由診療(保険適用外)として行われています。 これは、これらの治療が「近視の進行を抑える」ことを目的とした 比較的新しい医療で、公的医療保険の対象として整備が進む途中にあるためです。 そのため、費用は全額自己負担となり、金額は医療機関ごとに 設定されます。

費用の目安(あくまで概算)

方法費用の考え方
低濃度アトロピン点眼点眼薬代+診察料が毎月。比較的取り入れやすい
オルソケラトロジー初期のレンズ・検査費がまとまってかかり、以降は定期管理料
近視抑制眼鏡(DIMS/Stellest)レンズ+フレーム代。成長に応じた作り替えも考慮
近視抑制コンタクトレンズ代(継続購入)+検査・管理料

※ 具体的な金額は医療機関によって大きく異なります。受診前に費用を確認することをおすすめします。

費用を考えるときのポイント

  • 近視抑制治療は数年単位で続けることが前提です。 初期費用だけでなく、毎月・毎年の継続費用も あわせて確認しましょう。
  • 定期検査(視力・眼軸長など)の 費用が別途かかる場合があります。
  • 医療費控除など、家庭の状況によって使える制度もあります。 詳しくは医療機関や自治体にご確認ください。
  • 「高い方法ほど効果が高い」とは限りません。続けやすさも含めて、治療の選び方を参考に検討しましょう。

費用と効果のバランスは家庭ごとに異なります。お子さまの進行の目安は予測ツールで試算し、具体的な費用は受診先で ご相談ください。

参考文献

  1. 日本眼科学会 近視管理用眼鏡(多分割レンズ)ガイドライン(第1版) 日本眼科学会雑誌. 2025;129(8):855. [リンク]

実際の近視進行には大きな個人差があります。本ページは一般的な情報提供であり、 診断・治療に代わるものではありません。気になる症状がある場合は眼科を受診してください。