子どもの近視ナビ

眼鏡作製技能士とは

眼鏡づくりで国内唯一の国家検定資格「眼鏡作製技能士」について、その役割と、近視管理用眼鏡での重要性をやさしく解説します。

最終更新: 2026年6月

眼鏡作製技能士のイメージ図。メガネと国家検定のシールで、国内唯一の眼鏡の国家検定資格であることを示している。

眼鏡作製技能士とは、2022年に始まった、眼鏡づくりで 国内唯一の国家検定資格です(技能検定の「眼鏡作製職種」)。試験は 公益社団法人 日本眼鏡技術者協会(厚生労働大臣が指定)が実施し、1級・2級があります。

どんな資格?

  • 試験科目は視力の測定・レンズ加工・フレームのフィッティングなど
  • 学科試験と実技試験の両方に合格すると称号が与えられる
  • いわば「メガネの総合エキスパート」。お客さまに合った眼鏡を 作製・販売するための知識と技能を備えた人を指します

眼鏡作製技能士は医療資格ではありませんが、眼鏡店での 眼鏡づくりの品質を担保する目印になります。

近視管理用眼鏡での役割

ミヨスマート(DIMS)ステレスト(H.A.L.T.)などの 近視管理用眼鏡は、レンズの周辺に特殊な構造があり、レンズの中心(光学中心)を瞳孔の中心に正確に合わせる精密な フィッティングが効果のうえで重要とされます。ずれると、見え方だけでなく ねらった近視抑制の効果も十分に得られない可能性があります。

こうした精密な作製には専門技能が欠かせないため、近視管理用眼鏡は眼鏡作製技能士が在籍する眼鏡店で、眼科専門医の処方に基づいて作るのが 望ましいとされています。眼鏡店側の対応や店選びのポイントはミヨスマート・ステレストは眼鏡店でどう扱われる?で解説しています。

参考文献

  1. 公益社団法人 日本眼鏡技術者協会 眼鏡作製技能検定とは(2022年創設の国家検定/視力の測定・レンズ加工・フィッティング). 眼鏡作製技能検定 公式サイト. [リンク]
  2. 日本眼科学会 近視管理用眼鏡(多分割レンズ)ガイドライン(第1版) 日本眼科学会雑誌. 2025;129(8):855. [リンク]

実際の近視進行には大きな個人差があります。本ページは一般的な情報提供であり、 診断・治療に代わるものではありません。気になる症状がある場合は眼科を受診してください。