子どもの近視ナビ

視能訓練士(CO)とは

眼科で視力や眼の検査、斜視・弱視の訓練を担う国家資格「視能訓練士」について、役割をやさしく解説します。

最終更新: 2026年6月

視能訓練士のイメージ図。視力検査表と眼の検査を表し、国家資格であることを示している。

視能訓練士(英語: Certified Orthoptist、略してCO)とは、1971年(昭和46年)に定められた「視能訓練士法」に基づく国家資格です。 医師の指示のもとで、両眼でものを見る力(両眼視機能)に障害のある人への検査や訓練を行う、眼の検査のスペシャリストです。

どんな仕事をするの?

  • 視機能検査:視力・屈折(近視や遠視の度合い)・眼位・視野・ 眼底撮影・眼軸長測定など
  • 斜視・弱視の視能訓練:とくに子どもの弱視・斜視に対し、 視力の向上や正常な両眼視機能の獲得を目指す
  • 集団健診(3歳児健診など)やロービジョンケア

もともとは小児の弱視・斜視が中心でしたが、現在は眼科の幅広い検査全般へと 業務が広がっています。

子どもの近視管理での役割

近視管理では、視能訓練士が検査の面から治療を支えます。 視力・屈折・眼軸長などをていねいに測定し、近視がどれくらい進んでいるか、治療の効果が出ているかを 客観的にとらえる手助けをします。子どもの検査は大人より難しいため、 子どもへの声かけや検査の進め方にも専門性が求められます。また、近視と まちがえやすい仮性近視や、 弱視・斜視の早期発見にもつながります。

検査の結果をもとに、診断・治療方針を決めるのは眼科専門医です。 視能訓練士と眼科医がチームで、お子さまの目を見守ります。

参考文献

  1. 公益社団法人 日本視能訓練士協会 視能訓練士とは(業務内容・国家資格). 日本視能訓練士協会 公式サイト. [リンク]
  2. 日本眼科学会 小児の眼鏡処方に関する手引き 日本眼科学会雑誌. 2024;128(10):730. [リンク]

実際の近視進行には大きな個人差があります。本ページは一般的な情報提供であり、 診断・治療に代わるものではありません。気になる症状がある場合は眼科を受診してください。